おばあちゃん

先週の話。春休みだったので娘を連れて倉敷のおばあちゃんに会いに行ってきました。浅草生まれの浅草育ち。新しもの好きの92歳。耳が遠い以外は ずーっと悪いところもなく大変元気だったのですが この頃はおばあちゃん曰く 突然「ぶっ倒れてしまう」らしく「一人でおつかいに行ってそこいらでぶっ倒れたら人様に迷惑がかかるから」と 大好きなお買いものにも行けず退屈している様子なのです。


「さあ ヤクルト飲みなさいよ。あたしは朝飲んだんだから」とおばあちゃん。ふとテーブルの上を見るとコーヒーカップの中にヤクルトがプカプカ浮かんでる。


あれ?ヤクルト!!


「ありゃあ? 飲もうと思って忘れとるわ あっははは〜」と豪快に笑う。


「おしる(=お昼ごはん。江戸っ子なので”ヒ”が”シ”に変換される)は鮨でもとるかー。魚正に電話しとくれ。はい番号だよ」


はいはい。もしもし いつもの5人前お願いしまーす。「あぁ たばこ屋さんのおばあちゃんのとこね!」そうですそうです。


「あぁ 魚正の鮨はやっぱりおいしいねぇ」おばあちゃんが入れ歯でイカと格闘しているとき コタツの中の私の足下でなにやら温い物体が。まさかこの形は??? 


アツアツのヤクルトだ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!
心なしか膨張しているような。。(一体いつから?)